スポーツジムの事例
ジムの壁が、売り場になる
― コパンスポーツクラブ × ケーキハウス アン
マルシェ専用アプリを、ジムで使う
Guildはマルシェの出店管理アプリとして生まれた。出店者を募り、可否を決め、出店料を決済し、商品を売る。この一連の仕組みは、よく考えると「マルシェ」という言葉に縛られていない。
一定の集客力を持つ箱と、そこで売りたい販売店。この2者をつないで決済まで通せるなら、場所は参道でなくてもいい。今回の事例はその実証だ。
スキーム:ポスター1枚から購入までを通す
流れはシンプルだ。
- 販売店(ケーキハウス アン)が、コパンスポーツクラブの店舗内にポスターを掲出する
- ジム会員がポスターのQRコードを読み取る
- その場で商品を購入する(全国発送)
- 施設側に紹介料が入る
この仲介・決済・手数料のやり取りをGuildが担っている。ジム側は決済システムを持つ必要がなく、販売店側も店舗ごとの契約や集金を個別に組む必要がない。
新機能ではなく、Guildの既存機能でそのまま成立している点も付け加えておきたい。
掲出先:コパンスポーツクラブ 全国10店舗
2026年8月1日より、以下の10店舗で掲出を開始している。
| 店舗 | 所在 | 店舗 | 所在 |
|---|---|---|---|
| 日進 | 愛知 | 浜北 | 静岡 |
| 桜宮 | 大阪 | 高の原 | 奈良 |
| 多治見 | 岐阜 | 須磨海浜公園 | 兵庫 |
| 宇治 | 京都 | 福井 | 福井 |
| ビバシティ | 滋賀 | 橋本 | 和歌山 |
販売商品は、ケーキハウス アンの焼き菓子・ギフトセット。ポスターには「NIKUQ MADELEINE(にくきゅー)」「潮ブッセ」「光の道フィナンシェ」などが掲載され、QRコードからギフトの詳細・注文へ進む導線になっている。
双方のメリット
施設側 ― デッドスペースの収益化
ジムの壁面や共用部には、使い道の決まっていない空きスペースがある。そこにポスターを1枚貼るだけで、紹介料という収益源になる。設備投資も、スタッフの追加業務も、基本的に発生しない。
販売店側 ― 属性の見える場所への販路開拓
不特定多数に向けて広告を打つのとは違い、「そのジムに通っている人」という属性がある程度わかっている場所に出せる。闇雲な出稿ではなく、狙って置く販路開拓になる。
※ 紹介料の条件については非公開とさせていただいています。
想定している展開先
このスキームは、ジムに限った話ではない。
- スポーツジム・フィットネスクラブ
- ショッピングモール
- その他、一定の集客力があり、掲出スペースを持つ施設
「人が集まる箱」と「売りたい商品」があれば成立する。マルシェの出店管理で使われてきた仕組みが、そのまま別の業態で動いている。
同じスキームは2023年10月、JR東海の10駅でも実施している(→ 山の幸うり坊屋 × JR東海10駅の事例)。駅で成立したものが、ジムでも動く。次はショッピングモールだと考えている。
コパンスポーツクラブでの掲出は2026年8月1日に始まったばかりだ。結果については、追って報告したい。
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