八事山興正寺マルシェ
毎月60店舗の出店管理を、紙とExcelから解放する
― 八事山興正寺マルシェ
毎月21日、60店舗。参道いっぱいのマルシェを回す裏側
名古屋市の八事山興正寺で、毎月21日に開かれている「興正寺マルシェ」。広い参道を使い、野菜や農産物、軽食、雑貨、アクセサリー、癒し系サービスまでが並ぶ。この日はペットの入場も歓迎される、地域に定着した月次マルシェだ。
出店数は1回あたり約60店舗。これが毎月繰り返される。運営事務局のサロン・ド・マルシェは、この規模の出店管理をマルシェ専用アプリ「Guild」で回している。
導入前:紙とExcelで60店舗を捌いていた
Guild導入以前、出店管理は紙とExcelで行われていた。
月次開催のマルシェでは、募集・申し込みの受付・出店可否の判断・出店料の集金という一連の作業が、毎月ゼロから発生する。出店者が60ともなれば、申し込みの取りまとめだけでも相当な量になる。集金は当日現地でのやり取りが中心になり、誰が支払い済みで誰が未払いかを台帳で追う手間も積み上がっていく。
出店者側にとっても、申し込みのたびに同じ情報を書き、当日に現金を用意する流れは負担だった。
導入後:募集から決済まで、アプリの中で完結
Guildで使っているのは主に4つの機能。
- 出店者の募集 ― イベントを登録すると出店者向けの申し込み画面が用意され、募集がそのまま受付窓口になる
- 出店可否の判断 ― 集まった申し込みに対して、参加の可否を画面上で決める
- 出店料のカード決済 ― 事前のカード払いに対応(当日の現金払いも併用可能)
- 商品の販売 ― 出店者の商品販売にも利用
紙の申込書とExcelの台帳でやっていた工程が、そのままアプリ上の一本の流れに置き換わった格好だ。台帳を突き合わせなくても、支払状況は画面を開けば分かる。
効果:運営側90%、出店者側70%の工数削減
90%運営側の工数削減
70%出店者側の工数削減
導入の効果として、運営側からは約90%の工数削減という数字が挙がっている。出店者側からも約70%削減できたという声が届いている。
2017年ごろの導入から現在まで、毎月の開催で使われ続けている。単発のイベントではなく、月次で回り続ける現場に定着しているという点が、この事例のいちばんの実証だと考えている。
Guildが向いている現場
- 定期開催のマルシェ・朝市・イベントで、毎回同じ事務作業が発生している
- 出店者数が数十規模になり、Excelでの管理が限界に近づいている
- 出店料の集金を当日現金でやっており、消込に手間がかかっている
興正寺マルシェの規模と頻度で回っている以上、多くのマルシェは同じ形で置き換えられるはずだ。
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